2003年1月27日 “パソコン音痴”

 

ぼくはパソコンが苦手だ。

決してキライじゃないつもりだけど、詳しいってホドじゃない。

好きな人は自分で組み立てたりしてるもんねえ。

だから、仕事でも遊びでもパソコンを使い倒してるけど、

知識は、ほんっと最低限しか持ち合わせてない。

だましだまし使ってると言ってもいいくらいなのだ。

クルマで例えるなら、

「オイル交換? マメにしてますよスタンドで」

ってかんじ。

普段、自分でボンネットを開けたりはしないってわけ。

 

それでも、まあ、メモリやHDは自分で(しぶしぶ)取り付けたりするから、

クルマで例えるなら“サンデーメカニック”ってとこかな。

“日曜大工”ってとこかな。

 

最近友人が、一念発起してパソコンを買った。

中古のi Mac。といってもG4で透明(グラファイト)なヤツ。

小さいけど、中身は結構パワフルなヤツだ。

ウチはG3、青白のデカいやつ。なので、ちょっと悔しい。

デザイナー仲間は別として、同人仲間にMacユーザーが多いのは、

やっぱり半分はぼくの影響なんだろう。

「Windowsなんてヤメとけ!」なんて言ったコトは無いはずだけどね。

別にそんなこと思ってないしね。

 

そんなワケで、仲間内ではぼくが一番“パソコン詳しいひと”なのだ。

ぼくがだましだましセットアップしたMacを、

みんながさらに輪をかけて、だましだまし使ってるってわけ。

先日も、これまたi Macユーザーの妹に『Adobe Illustrator』の使い方を教えてて、

『Adobe Photoshop』も立ち上げたら、それを見た妹が

「イラストレーターとフォトショップって同時に使えるの!?」

だって。5年も使ってて気づかないかなあ。

 

それでも彼女達が使い慣れないアプリを見よう見まねで使って、

まるでパッチワークやコラージュやアクリルガッシュのような

とてもアナログ的で思いがけない作品を次々と生み出しているのを見るにつけ、

頭でっかちで画一的なデジタル派より、はるかに魅力的だなと、

ナマケモノの自分を許してあげたりしています。

 

すいません。勉強します(笑)。