2003年4月19日 “美容室選びってムズかしい”

 

ここ2年ほど気に入ってかよっていた美容室の、

美容師さん(女性)が寿でお仕事を辞めた。

それはお目出たいんだけど、お客としてはちょっと困る。

そのあと担当についたのは、

先日までアシスタントをしていた女の子で、

その手つきがどうにもたどたどしい。

しかも、ちょっとダサくって、ちょっと太ってて、

おまけに話がゼンゼンおもしろくない。

仕上がりも、左右の長さが違うんですけど…。

今更「店長に変えて」とも言えない。小心だからね。

商売ってムズかしいなー、と同情しつつ、

ぼくは店を変えることにした。

 

ぼくが、いわゆる床屋(理髪店)からサロン(美容室)に変えたのは

高校生のときだった。

初体験の美容室は母親の知人が経営するお店で、

『光GENJI』みたいな髪型にされて、泣きながら家に帰った。

 

あれから十数年経つけれど、

美容室選びのムズかしさは今も変わらない。

 

店長がカリスマ美容師気取りで困ったこともある。

安いと評判なので行ってみたら、スタッフも客もおばさんだったことも。

やたら高いシャンプーをすすめてくるしつこい店もあった。

かといって、

芸能人御用達のお店に、予約してまで行く気にもなれない。

リラックスできないから。小心だからね。

 

今かよってるお店はなかなかイイです。

担当が同い年の男のひとなんでハナシがはやいし。

かつて無いほどバッサリやってもらって、スッキリ。

今では髪より長いあごヒゲをどうしようかと悩んでいます。

次元大介みたいなかっこいいヒゲにならないかしら。