2003年8月9日 “入稿を終えて思うこと”

 

人生で最初に経験する“〆切”ってヤツは、

多分、夏休みの宿題だろう。

期間は40日間(地域により誤差アリ)で、

一定量の課題がドサッと手渡される。

その膨大な量、途方もなく長い道のりに、

トモアキ少年は毎年めまいを覚えたものだ。

そんな山と積まれた宿題を前にして、

考えるコトは、まあみんな同じなんじゃないかな。

“1:7月中に一気に終わらせて、8月思いっきし遊ぶ。”

“2:大量の宿題も40で割ると、意外と少ない。”

“3:最後の10日間でカタをつける。”

僕にとって“1”を実行できるヒトは、神。

“2”を実行できるヒトは、人間の鏡。

そして“3”は…ま、ヒトの性ってトコだろう。

ちなみに僕は“4”だ。

“4:自分を買いかぶり、結局終わらない。”

 

というワケで、夏コミの新刊の本文入稿が無事完了しました。

夏コミの準備を始めたのは、6月くらいかなあ、

結構はやい時期からはじめたんだけど、

終わってみれば、本文を入稿したのは8月8日。

これって物理的にいってほんとに最終。

印刷屋さんに泣いてもらったカタチだ。すんません。

で、結局2ヶ月以上も本を作ってたことになる。

だからといって普段よりたくさん

マンガが描けたワケじゃあ無いんだから、

うーん、やっぱりだらだらしてたのかなあ。

 

もう5年も〆切に追われる仕事をしているのだけれど…。